男性の仕事が忙しくシフト制のだったため、少し婚活は難航しましたが、結果的にはお互いにこれ以上ないほどのお相手に出逢えましたね。

Sくんは大切なお友達のお友達のご子息。
弟様の結婚を機に結婚を考えるようになったとのことでご登録されました。
少しシャイで無口なタイプ。
シフト制のお仕事がお忙しいことがネック。
内面はとても優しくて真面目な男性。
恋愛経験はなし。
そんな彼の良さをわかってくれる女性と出逢ってもらいたい。
たったひとりでいいのだから。必ずいる！

婚活においてシフト制の仕事だと難航することもありますが、お互いに会おうという気持ちがあれば、時間は作ることはできるはず。
お見合いが難しい方こそご縁あって出会った人を大事にすること。
わたくしが毎回、彼に伝えていたことです。
そんな彼がいくつかのお見合いを経て、出逢ったYさん。
お見合いに立ち会い、素朴で控えめなYさんにお会いした時に思ったのは

『彼女しかしかいない！』

無事に仮交際になり、１ヶ月に１度くらいのデートで順調とはいえないながらも彼女は好印象をもっていてくださるとのこと。

『やっぱり彼女しかしかいない！』

忙しさを理由に向き合うことを先延ばしにしがちなYくんの背中を押す！押す！押す！！！
そして初の真剣交際のお申し込みをして受けていただけました。
交際期間も長くなり居心地の良さを感じながらもなかなか気持ちが固まらなかったSくん。
手を繋ぐミッションを出すもなかなか実行にも至らず。
なぜ結婚に踏み切れないのか緊急ミーティング。
彼の結婚のイメージを敢えて聞いたところ、まさかの『逃げ恥』、まさかの『ガッキー』
。。。。。ありませんから。。。。

通常、結婚相談所の交際期間は３ヶ月。
彼の場合は１ヶ月に１度位しかお会いできていないこともあり長引いて６ヶ月になろうとしていました。
彼女のタイムリミットと聞いていたお誕生日。
彼女を逃したらもう今後はご紹介する自信がありません！と半分脅迫しつつ、周りの方も巻き込んで、やっと『気持ちが固まりました』と。

今度はプロポーズ大作戦。
お見合いをした思い出のホテルは夜景が綺麗な高層階。
窓側のお席を予約してディナーでのお誕生日&プロポーズでした。
お花も用意して準備万端のプロポーズになりました。
お受けいただいたと連絡をいただいた時は本当にうれしくて、もはや母のような気持ちにさえなりました。

プロポーズ後にお相手の仲人さんからご連絡をいただきました。
彼女が言っていましたと。
『どこ行きたい？何食べたい？と気遣いをしてくださるけれど彼女はSさんと一緒だったら何でもいいんです。会えるだけで構わない。
何も特別なことは望まない』と。
これぞお見合い恋愛！！
きっとSくんはこれからゆっくり彼のペースで気持ちを育てていくことでしょう。

これぞ仲人の仕事だと深く感じたご成婚です。
よい交際を続けているのに前へ進めないでいる方には背中を押します。
追い込むことでご自身で答えを出していくことが婚活です。
たぶんSくんはこわいおばさんだと思っていたのでは？
いいんです。結果、しあわせな結婚をしてくれれば！
頑張った先には必ず、運命の人がいることを改めて感じさせてくれました。

なかなか手を繋げなかったSくん。
今はラブラブだそうです。
本当におめでとうございます。